これって詐欺?あなたを狙うネット詐欺手口と自衛手段を解説

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ネット詐欺は次々と新たな手口が登場して社会問題になっています。しかしその多くはネット利用者が正しい知識を持っていれば防ぐことができます。この記事では詐欺被害に遭ったかどうかの判断方法とその次に取るべき対策、被害を未然に防ぐ方法をまとめています。


詐欺被害に遭ってしまった!とお困りですか? それとも、「もしかしてこれって詐欺?」と不安をお持ちですか?

依然として被害が減ることのないネット詐欺は、次々と新たな手口が登場しており既に社会問題の一つとなっています。しかし、詐欺手口の多くは利用者が正しい知識を持っていれば防げるものが多いのも事実です。

そのためには、ネット詐欺に関する正しい知識を身につけて、万が一詐欺被害に遭ってしまった場合でも適切に行動できるだけの態勢を整えておきたいものです。

この記事では、詐欺被害に遭ってしまったかどうか判断する方法から、その次に取るべき対策、また被害を未然に防ぐ方法をまとめてあります。

1.主な詐欺の手口

1-1.ワンクリック詐欺

ネット上のさまざまなサイトやメールなどを介して興味を引くようなリンクを設置、そのリンクをクリックしたらその先に詐欺サイトを表示する手口です。

主にアダルト系のサイトなどによく見られるもので、ついつい興味を持ってクリックしてしまったら個人情報を収集したかのような「演出」をした上で入会金の支払いを迫ってきます。

退会しようとしてもすでに入会手続きが完了しており、退会にも費用が必要と迫ってくるため恐怖を抱いたユーザーの中にはお金を支払ってしまったという事例があります。

ワンクリック詐欺についてはサイト内記事「仕掛けは単純!ワンクリック詐欺サイトの手口を解明 」では4つの手口と被害にあわないための予防策を4つ取り上げています。

1-2.フィッシング詐欺

有名なネットサービスや金融機関など知名度の高いサイトをかたった偽サイトや偽メールにあるリンクに誘導して、そこにIDやパスワードなどを入力させて個人情報を盗み取る行為です。銀行の口座番号や暗証番号、クレジットカード情報など金銭的な被害に直接結びつくような情報が狙われるというケースが多々見受けられます。

不特定多数を対象に行われるのが普通ですが、特定の人を狙った「スピアフィッシング」というさらに悪質な手口もあり、より攻撃対象となる人しか知り得ないような情報を使って巧妙に詐欺を仕掛けてきます。

フィッシング詐欺に関する手口や対策などについては、以下の記事にも詳しい情報があります。

⇒「フィッシング詐欺とは? | 被害・実例・対策」

1-3.偽ショッピングサイト、ネットオークション詐欺

犯罪行為の舞台がネット上というだけで、以前からあった古典的な詐欺です。最近ではブランド品を格安で販売するサイトを作り、そこに注文をしてきた顧客に代金を送金させて商品を送らず、もしくは二束三文の商品を送って行方をくらますという手口が見受けられます。

ネットオークションの場合も同様で、オークションを落札した人から代金を受け取るものの、出品物を送らない手口で代金を騙し取ります。

他の詐欺と根本的に異なるのは、自分からお金を振り込まない限りは被害に遭うことはないという点です。

1-4.偽セキュリティソフト

インターネット上のサイトなどを閲覧していると、突然「あなたのパソコンはウイルス感染しています」という主旨のメッセージが表示され、その問題を解決するためのソフトを購入するように促されるという手口です。

もちろんこのウイルス感染情報は偽物で、そこで購入を勧めてくるセキュリティソフトも偽物です。偽のウイルス感染に対して偽のセキュリティソフトを購入させられるばかりか、そこで入力したクレジットカード情報がフィッシング詐欺と同様に窃取され、犯罪者の手に渡ってしまうことになります。

1-5.アカウント乗っ取り

FacebookやLINEなど、多くの人が使っているSNSのアカウントが乗っ取られると、詐欺師によってさまざまな悪事が行われます。LINEのアカウントが乗っ取られ、そこから友だち登録されている人にプリペイドカードの購入を依頼するという手口は、過去に報道されたのでご存知の方も多いと思います。

Facebookでもアカウントの乗っ取りによって友だち登録されている人に悪質な広告を流されたり、さらに友だち登録をしている人のアカウントをも乗っ取ろうとしたりするため、二次的、三次的な被害が発生します。

こうしたSNSのアカウント乗っ取りは、乗っ取られた人が被害者になるだけでなく、そのアカウントが行った行為によって加害者にされてしまう恐れもあります。

2.詐欺被害にあったと思ったら

詐欺被害にあったかも? と感じた人がまず心配になるのが、金銭的な被害とその先の展開です。

「フィッシング詐欺にあったかもしれないけど銀行の預金は大丈夫?」
「オークション詐欺で代金を騙し取られたかもしれないけどお金は取り返せる?」

といった具合です。

ネット経由の詐欺は海外発のものも多く、英語(または中国語など)のサイトで詐欺にあった場合は諦めるしかない事例も少なくありません。いずれの場合であっても詐欺被害への対策は初動が肝心。この章では、真っ先に取るべき行動をまとめました。

2-1.同様の被害を調査する

詐欺被害に遭ったかどうかを知るには、他の人も同様の被害を受けているかどうかを調べるのが有効です。具体的な業者名や担当者名、連絡先などの情報が共有されているので、そこにある被害事例に該当しないかを、インターネットでチェックしてみてください。

詐欺被害救済ドットコム」のサイトでは常時詐欺被害についての情報が更新されており、業者名や電話番号などでも検索可能です。

2-2.詐欺被害の相談窓口を利用する

国や自治体などさまざまな機関が、詐欺被害についての相談窓口を設けています。いずれも相談無料で利用しやすいように整備されているので、詐欺に遭ったかもしれないと思った時点でなるべく早く相談することをおすすめします。

⇒ 電話相談 #9110
全国共通、#9110で警察の相談窓口につながる電話番号です。ダイヤルした場所を管轄する警察本部の相談窓口につながります。東京都内でかけた場合は警視庁の総合相談センターの窓口につながります。

⇒ 国民生活センター
電話で相談できる消費者ホットライン(局番なしの188)や、各種相談の案内があります。

⇒ インターネット安全・安心相談(警察庁)
ネットトラブル専門の警察相談窓口です。

2-3.警察、弁護士に相談する

詐欺被害の救済は初動が大切なので、あれこれ考える前にできるだけ早く専門の窓口に相談をしてください。詐欺は犯罪行為なので警察には多くの情報があり、また被害救済については弁護士が具体的な解決策を提案してくれます。

警察については前項2-3.の各窓口を利用してください。弁護士については「弁護士ドットコム」に、この分野に強い弁護士の紹介や実際の相談事例などの情報が公開されています。

2-4.振り込め詐欺被害救済法による救済

「オレオレ詐欺」「架空請求詐欺」などをはじめとする振り込め詐欺全般の被害に遭った方を対象に、その被害を救済する「振り込め詐欺救済法」が平成20年より施行されています。この法律の主なポイントは、以下の通りです。

【振り込め詐欺救済法のポイント】

  • 凍結された犯罪利用口座の残高を被害者に分配できる。
  • 振り込め詐欺やネットオークション詐欺、闇金融なども対象。
  • 手続きは振込に使用した口座のある金融機関で行う。


上記のポイントを踏まえ、詐欺に遭ったと思ったらすぐに振込に利用した金融機関に所定の手続きを取ってください。全額は難しいかもしれませんが、犯罪利用口座からお金を取り戻せる可能性があります。

振り込め詐欺救済法については「一般社団法人 全国銀行協会」「「JAバンク」に概要、対象口座、支払額、手続きの流れについてなどが詳しく解説されています。

2-5.詐欺サイトが海外(英語)の場合

日本人は全体的に英語が苦手という言葉の壁を利用した詐欺被害も数多く報告されています。ナイジェリア詐欺など古典的な手口も含めると英語で投げかけられたメッセージに不安を感じた人が騙されやすく、相手が海外となると上記の救済手段でも対応が難しく最終的には諦めざるを得ないこともあります。

心当たりのない英語のメッセージなどについては、基本的に詐欺と見なすのが無難でしょう。

【ナイジェリア詐欺とは】
換金性の高いデジタルガジェットなどをネットオークションに出品すると「高値で買う」と英語で持ちかけてくる詐欺手口です。もちろん実際に支払うつもりはなく、商品だけ持ち逃げするのが目的です。

3.被害に遭わないための備え

3-1.ワンクリック詐欺、フィッシング詐欺

ワンクリック詐欺とフィッシング詐欺は、どちらもシステムやデバイスではなく人をターゲットとした犯罪です。そのためこれらの詐欺被害を防ぐ最大の防御壁であり砦となるのは人間です。

留意しておきたいポイントは、以下の通りです。

【ワンクリック詐欺に遭わない4カ条】

  • 怪しいサイトには近寄らない
  • 不用意に何でもクリックしない
  • サービス利用前に利用規約を必ず読む
  • セキュリティソフトを導入する

不当な料金請求は断固無視!ワンクリック請求の対処法と実態」にも詳しい対策や心構えがあります。

【フィッシング詐欺に遭わない8カ条】

  • 届いたメールアドレスが本物かどうか確認する
  • サイトのURLが本物かどうか確認する
    個人情報やパスワードの入力を求める内容には要警戒
  • リンクが本物かどうかオンマウスまたは長押しで確認
  • 重要な内容のメールは電子署名の有無を確認
  • SSLサーバー証明書(https)のURLになっているか確認
  • ポップアップウィンドウでログイン情報を求められた要警戒
  • セキュリティソフトを導入する

フィッシング詐欺の対策については、「これで騙されない! 今すぐできるフィッシング詐欺対策」の記事も参照してください。

なお、ワンクリック詐欺、フィッシング詐欺それぞれにセキュリティソフトの導入という対策が含まれています。これについては次項で解説します。

3-1-1.セキュリティソフトを導入する

セキュリティソフトは、そのままウイルス対策ソフトというイメージが強いのですが、総合的なセキュリティソフトの中にはワンクリック詐欺やフィッシング詐欺などの罠が潜んでいるサイトにアクセスしようとすると警告を発したり、アクセスを遮断する機能をもつものがあります。

特にフィッシング詐欺サイトについては常時最新の情報が更新されており、怪しいサイトにアクセスしようとすると高い精度で警告を発するようになっています。

3-1-2.URLが正規のものか確認する

フィッシング詐欺サイトの多くは、有名な銀行や金融サービスなどの社名やサイト名を騙ってログイン情報の入力を求めてきます。デザインがそっくりなので騙されそうになりますが、どうしても騙せないのがURLです。

ブラウザの上部に表示されているURLが、その銀行など正規のものになっているかどうかを確認してください。日本国内の企業であれば「.co.jp」であるのが普通なので、それが見慣れないものになっている場合も要注意です。

またURL内の「m」と「n」や「o」と「0」の違いなどは見落としてしまう可能性もありますので、十分な注意が必要です。

上画像のメールは、ドメイン名(@マーク以下の部分)で銀行からのメールではないことが分かります。

上画像のメールは、メールに表示されているURLと実際にリンクされているURLが違う(偽装されている)ことが分かります。

3-1-3.ワンクリック詐欺は恐れる必要なし

ワンクリック詐欺の目的は、不安を煽ってお金をだまし取ることです。そのために、個人情報をあたかも全部収集したかのような画面で「演出」をしてきます。

しかし、そのサイトにアクセスしただけで収集できる情報は誰でも見ることのできる情報だけで、その情報をもとにアクセスした人を特定するのは不可能です。

どんなに不安を煽るような画面やメッセージが表示されても、それはお金を騙し取るための小手先のテクニックです。不用意に恐れることなく無視をしていれば、それ以上の被害拡大はありません。

これまではパソコン向けの詐欺サイトが多かったのですが、近年ではスマホの普及によりスマホ向けに特化した詐欺サイトも登場しています。いずれにしても手口は同じなので、不必要に恐れることなく無視を決め込んでください。

スマホ向けワンクリック詐欺に関しては「スマートフォンでのワンクリック詐欺|正しい対処方法と予防」で対策方法を詳しく取り上げています。

3-2.ショッピング、ネットオークション

ショッピングサイトやネットオークション絡みの詐欺で発生する被害のほとんどは、「代金を振り込んだのに商品が届かない」というものです。最初から商品などなくお金を騙し取ることが目的のサイトなので、いつまで待っていても商品は届きません。

こうした詐欺被害を防ぐためには、詐欺師にお金を振り込まないのが基本です。では、どんなサイトやオークション出品者が詐欺師だと疑うべきなのでしょうか。

【ショッピング、ネットオークション詐欺師を見分ける6カ条】

  • 支払い方法が銀行振込のみ
  • 振込先が個人名
  • 通販サイトに電話番号が表示されていない
  • 価格が異様に安い
  • 日本語の文章表現やフォントがおかしい
  • オークションの場合、マイナス評価が多い

これらの見分け方は常識的な感覚と疑ってかかる姿勢があれば防げるものなので、お金を振り込む際には一度チェックするようにしてください。

なお、安全なサイトかどうかという判定に使える「ノートン セーフウェブ」というサービスがあります。こちらに対象サイトのURLを入れて安全性をチェックしてみてください。

ネット通販詐欺に遭ってしまった場合の対処については、「泣寝入りNG!ネット通販詐欺からお金を取り戻す手順」でも取り上げています。

3-3.偽セキュリティサイト

3-3-1.Webページを見ているだけで出る警告に惑わされない

偽セキュリティソフトの大半には、「あなたのパソコン(スマートフォン)はウイルスに感染しています」という主旨のメッセージを発して不安を煽り、対策を講じるように迫ってくる特徴があります。

ひとつ確実に言えることは、自分でインストールした覚えがないセキュリティソフトが勝手にウイルス警告を発することはないということです。Webページを見ているだけで突然出てくる警告などは全部偽物と決めつけても問題ないので、このような警告に惑わされないようにしてください。

冷静に、そのページを閉じればOKです。

3-3-2.怪しげなWebサイトに近寄らない

全ての詐欺被害対策に共通することですが、怪しげなサイトに近寄らないのは基本中の基本です。アダルトサイトや出会い系サイトなど、他には金銭的なメリットを謳って誘惑しようとするサイトは無数にありますが、そういったサイトのほぼ全てが「怪しげなサイト」だと思いましょう。

こうしたサイトにアクセスしたり、リンクをクリックしたりしなければ、ネット詐欺の大半を予防できます。

3-4.アカウント乗っ取り

3-4-1.【Facebook】見知らぬ人からの友達申請は無視

Facebookを利用している人であれば、一度は経験したことがあるのではないかと思うのは、見知らぬ人からから突然届く友達申請です。

友人の友人など比較的近い人からボタンのミスクリックやミスタップによる友達申請の可能性もありますが、自分の友人とも一切関係ない見知らぬ人から届く友達申請は一般的に悪意が潜んでいるケースが多々あるため、削除するのが無難です。友達になると出会い系サイトやアフィリエイトへの誘導(タグ付けは友人でないとできないため)などに使われたり、最悪の場合はアカウント乗っ取りに利用されたりすることになります。

プライバシー完全防衛!facebookのセキュリティ3ステップ」では、現在のセキュリティ状態や不正なログインなどがないかをチェックしてFacebookのセキュリティを高めるノウハウがまとめられています。あわせてご確認ください。

3-4-2.【LINE】定期的にパスワードを変更するなど対策まとめ

今や社会的な通信インフラのひとつと言っても良いほど普及が進んでいるLINE。それだけにプライバシー情報の塊となっており、そこからの情報漏洩は大きなダメージに発展します。

そのための有効な対策は、以下の通りです。

【LINEセキュリティ対策4カ条】

  • ログインパスワードを定期的に変更する
  • LINEアプリにパスコードロックをかける
  • アプリのバージョンは常に最新のものを使う
  • 他の端末からログインできない設定にする

上記の設定方法や、さらに詳しいLINEのセキュリティ情報については「スマホ版LINE|情報漏洩を防ぐ3つの対策法と未然防止の知識」の記事をご覧ください。

4.日常生活で気をつけたい詐欺まとめ

詐欺の脅威はネット空間だけに留まらず、社会の至る所に潜んでいます。こうした詐欺の被害に遭わないために、また「自分には無関係」と思うことなく常に自分を守るために必要な詐欺の手口と対策をまとめました。

ここで挙げた手口に心当たりがある場合は、今すぐ「2.詐欺被害にあったと思ったら」の項目をチェックしてください。

4-1.振り込め詐欺(オレオレ詐欺など)

警察が「振り込め詐欺」に分類しているのは、主にオレオレ詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺、還付金詐欺などです。いずれも何らかの手口で犯人の銀行口座にお金を振り込ませるものなので、このような総称になっています。

特にオレオレ詐欺は家族を騙って高齢者を騙す手口に代表されるように悪質かつ巧妙なものが多いので、怪しげな電話にはくれぐれも注意してください。

架空請求詐欺、融資保証金詐欺、還付金詐欺なども同様で、ありもしない料金や融資、還付金などの名目で言葉巧みにお金を騙し取ろうとするので怪しいと思ったらすぐに警察に相談をしてください。「2.詐欺被害にあったと思ったら」の項目に各相談窓口をご紹介しています。

⇒ 警察庁振り込め詐欺対策HP(警察庁)
⇒「振り込め詐欺救済法」に基づき、振り込んでしまったお金が返ってくる可能性があります。(政府公報)

4-2.特殊詐欺(振り込め類似詐欺)

これまで事例の多かった振り込め詐欺に加えて、以下のようなカテゴリーの詐欺事案が増えてきたため、総称して特殊詐欺と呼ばれるようになりました。

【振り込め詐欺類似の特殊詐欺】

  • 金融商品等取引名目詐欺(儲かります詐欺)
  • ギャンブル必勝法提供名目詐欺(儲かります詐欺)
  • 異性交際あっせん名目詐欺(紹介します詐欺)

など、いずれも人間の欲求・欲望に訴えかけるものなので、美味しすぎる話、うまい話にはくれぐれも注意してください。

4-3.マイナンバー制度に便乗した不審電話

平成28年1月から運用が開始されたマイナンバー制度の理解度や認知度が低いことを利用して不審な電話などがかかってくる事例が報告されています。

多くの事例では国の機関や地方自治体などを名乗り、個人情報や所得、資産に関する情報を求めてきたり、ひどい場合は金銭やキャッシュカードを求めてきたりする場合もあります。いずれも本物ではなく、国などがこうしたものを要求することは一切ありません。

また、電話だけでなく郵送物による不審な行為も報告されています。こうした郵送物についても安易に開封して騙されないように差出人を確認してください。

【参考】マイナンバー制度に便乗した不正な勧誘や個人情報の取得にご注意ください!(総務省)

4-4.その他の詐欺

その他にも、「○○詐欺」と名の付く事案は多数あります。結婚詐欺、保険金詐欺、投資詐欺、またひとつの大きなカテゴリーになっている悪徳商法など、さまざまなリスクが私たちの財産や個人情報を狙っています。

各機関で情報提供、および注意喚起がなされているので定期的に最新の情報をチェックしてしっかりと身を守るだけの知識を身につけてください。

<詐欺に関する問い合わせ窓口・詐欺手口掲載サイト>

⇒ 国民生活センター
⇒ 生活の安全に関する不安や悩みは 警察相談専用電話
⇒ 悪質商法手口説明・相談事例集(大阪市消費者センター)

5まとめ

ネットを使ったさまざまな詐欺被害についての実例や手口、その対策について紹介をしてきましたが、「人から金品を騙し取る」という詐欺行為の本質は昔から変わっていません。

その舞台やツールが変わったからといって必要以上に不安や恐怖を抱くことが詐欺師にとっては思うつぼでもあるので、正しい知識と適切な対策で身を守りましょう。

それでも万が一詐欺被害に遭ってしまったという場合は、すみやかに相談をして適切な行動を取ってください。早めの行動が、法整備によって騙し取られた金品を取り返せる可能性を高くするのです。

※記事内容の利用実施は、ご自身の責任のもとご判断いただくようお願い致します。

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