スマホにスクリーンロックが必要な理由とOS別の設定方法

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皆さんは、パソコンやスマホなどをお使いになるのにあたって、スクリーンロックを設定されていますか?スクリーンロックは自分以外の誰かにデバイスを勝手に操作されることを防ぐための機能という認識は、多くの多く方がお持ちだと思います。

これも含めて、スクリーンロックにはセキュリティ上重要な役割がたくさんあります。もしまだスクリーンロックを設定されていないとしたら、今すぐ設定しておくべき理由と向き合うべきリスクを知っていただきたいと思います。

パソコンとスマホそれぞれで今すぐスクリーンロックを設定して、それを有効化する方法も解説していきますので、もしまだスクリーンロックを設定されていないとしたら、今すぐこの記事をお読みになってセキュリティを確保していただきたいと思います。

目次:

1.スクリーンロック、かけてますか?
・1-1.スクリーンロックとは?
・1-2.スクリーンロックが必要な場面
・1-3.スクリーンロックをしない場合のリスク
・1-4.オフィス内ではスクリーンロックが義務化されている場合も
・1-5.今あるデバイスだけでスクリーンロックをかけることができる
2.OS別スクリーンロックの設定方法 スマホ編
・2-1.Androidでスクリーンロックを設定する方法
・2-2.iOSでスクリーンロックを設定する方法
・2-3.スマホでスクリーンロックをかける方法
3.OS別スクリーンロックの設定方法 パソコン編
・3-1.Windowsでスクリーンロックを設定する方法
・3-2.Windowsでスクリーンロックをかける方法
・3-3.macOSでスクリーンロックを設定する方法
・3-4.macOSでスクリーンロックをかける方法
4.スクリーンロックの正しい使い方
・4-1.パスワードやパターンを他人に知られないようにする
・4-2.他人に推測されやすいパスワードやパターンを使わない
・4-3.ちょっと目を離す時でもスクリーンロックを習慣づける
・4-4.パスワードは可能な限り複雑なものにする
5.まとめ

1.スクリーンロック、かけてますか?

スマホやパソコンには、スクリーンロック機能があります。このスクリーンロックがセキュリティ上とても重要なものであることを、最初に解説します。

1-1.スクリーンロックとは?

スクリーンロックとはデバイスの誤動作や勝手に操作されることを防ぐための機能で、スクリーンロック画面になっている時はパスワードやロックパターンの入力、指紋や顔の認証をしなければ解除することができません。

一般的にパソコンやスマホで広く普及しており、標準装備されている機能を使って自分が操作しない時の無断使用を防ぐためにロックをかけることができます。

1-2.スクリーンロックが必要な場面

自分のデバイスを自分が使用している時は、基本的にスクリーンロックの必要性はありません。スクリーンロックが必要になるのはパソコンから離席する時や、スマホを操作していない時などです。

自分が管理しているデバイスを、自分以外の誰かが操作しうる可能性があるすべての場面でスクリーンロックが必要になると考えて良いでしょう。

1-3.スクリーンロックをしない場合のリスク

スクリーンロックをしてせずに放置していると、どんなリスクがあるのでしょうか。主に5つのリスクが考えられます。

1-3-1.デバイスを勝手に操作される

ロックされていないデバイスを第三者が操作すると、本来の持ち主になりすまして行動を取れるようになってしまいます。パスワードなどが登録済みになっているサービスであればログイン情報がなくてもさまざまなサービスにログインできてしまいますし、持ち主になりすまして他人にメッセージを送ったり、買い物まで出来てしまいます

また、デバイス内に保存されているデータも盗み見し放題になってしまいます。

1-3-2.情報が漏洩する

スクリーンロックされていないデバイスを勝手に使用されると、そこにある個人情報やプライバシーに関わる情報に自由にアクセスできるようになってしまうため、そこからの情報漏洩が懸念されます。

データを盗み出されるだけでなく、写真なども含めたプライバシーに関わる情報をネット上で拡散されてしまう可能性もあります。

1-3-3.デバイスを乗っ取られる

スクリーンロックをかけていないデバイスを何者かが勝手に操作をした上で、自分しか分からないスクリーンロックをかけられてしまったら、デバイスが完全に乗っ取られることになります。

本来の持ち主であるにもかかわらず、自分のデバイスを使うことができなくなる事態が考えられます。

1-3-4.スマホの紛失、盗難で考えられる最悪の事態

スマホを落としただけで大変な事態に発展してしまうという映画が、2018年に公開されて話題になりました。この映画では個人的な人間関係がすべて暴露されてしまい、現実世界でも重大な事態になってしまうという恐ろしさがリアルに描写されました。しかも、ここで描写されていることが別の世界の出来事ではなく、スマホを紛失する誰にも起こりうることだというのが共感を呼んだように思います。

実際にスマホを紛失してしまい、スクリーンロックをかけていなかった場合に考えられるリスクには以下のようなものがあります。

  • 無断利用で高額請求
  • 個人情報の漏洩で家族や友人・知人への二次的被害
  • プライバシーの漏洩で人間関係への影響

どれを取っても恐ろしいものばかりですが、これらすべてが現実に起こり得る可能性があります。万が一スマホやノートパソコンなどが紛失、盗難という事態になった時に備えてスクリーンロックは最低限のセキュリティだと言えるでしょう。

1-3-5.スマホの誤操作が起きる

セキュリティ上のリスクとは少々異なりますが、スマホをスクリーンロックしていないとポケットやカバンの中で何かがタッチパネルに当たってしまい、それによって誤操作をしてしまう可能性があります。

誤操作を防ぐ意味でも、ロック解除をしなければ操作できない状態にしておくのは有効です。

1-4.オフィス内ではスクリーンロックが義務化されている場合も

会社によっては、社員が使用しているパソコンからの情報漏洩を防ぐためにスクリーンロックを義務化しているところもあります。外部からの無断操作リスクや盗み見への対策ではありますが、実際に情報漏洩などの問題が起きた時に社内犯行の可能性を解消しておくという意味合いもあるようです。

1-5.今あるデバイスだけでスクリーンロックをかけることができる

スクリーンロックは、新たに何かアプリなどを要する必要はなく、特に難しい操作を伴うこともありません。今お使いのデバイスにある機能で簡単に設定することができます。

手軽に設定ができて一定のセキュリティ効果を得られるので、まだの方は今すぐスクリーンロックの設定をすることをおすすめします。
その方法を次章以降でデバイス別に解説していきます。

2.OS別スクリーンロックの設定方法 スマホ編

持ち歩くことが前提になっているだけに常に紛失や盗難のリスクが付きまとうスマホについて、スクリーンロックの設定方法をAndroidとiOSそれぞれで解説します。

2-1.Androidでスクリーンロックを設定する方法

Android端末でスクリーンロックを設定するには、「設定」→「セキュリティと画面ロック」→「画面ロック」の順にタップします。

初めてスクリーンロックを設定する場合は、「パターン」「PIN」「パスワード」から設定方法を選びます。パターンとは点と点を結ぶ線を登録して、それが合致するとロック解除となる仕組みのことです。PINとは番号、パスワードとは文字列によるロックです。

この設定を保存すると、以後は画面オフの状態から復帰する際にスクリーンロック状態になり、解除しなければ使用できなくなります。

2-1-1.Androidのセキュリティアプリには遠隔ロック機能がある

主要なAndroid向けセキュリティアプリには、紛失や盗難時の対策として遠隔ロック機能があります。パソコンなど別のデバイスからアカウントにログインをして紛失したスマホを遠隔操作でロックすることができるため、情報漏洩を防ぐことができます。

以下の主要アプリには無料体験版があるので、ダウンロードして一度試してみるのも良いと思います。

モバイル セキュリアプリ名 体験版日数
ノートン モバイルセキュリティ 30日間
カスペルスキー インターネットセキュリティ 30日間
マカフィーモバイルセキュリティ&アンチウイルス 14日間
ウイルスバスター モバイル 30日間

2-2.iOSでスクリーンロックを設定する方法

iPhoneやiPadなどiOSデバイスでスクリーンロックを設定するには、「設定」→「Touch IDとパスコード」Face ID搭載されているものは「設定」→「Face IDとパスコード」の順にタップします。次の画面で「パスコードをオンにする」(変更の場合は「パスコードを変更」)をタップして有効化すると、設定したいパスコードの入力画面になります。ここで自分しか知らない番号、または英数字を含むパスワードを2回入力して設定完了です。

 

以後、ロック解除時にはパスコードの入力が必須となり、先ほど設定したパスコード以外は受け付けなくなります。

併せてApple社のサイトもご参照ください。

iPhone や iPad で Touch ID を使う
iPhone や iPad Pro で Face ID を使う

2-3.スマホでスクリーンロックをかける方法

Android、iOSそれぞれに共通してスクリーンロックをかけるには、電源ボタンを押して画面をオフにするだけです。再度電源ボタンを押して操作をしようとすると、スクリーンロック画面から始まります。

3.OS別スクリーンロックの設定方法 パソコン編

スマホに続いて、パソコンのスクリーンロック設定方法を解説します。ノートパソコンなど持ち歩くことが多いデバイスをお使いの場合は、特にスクリーンロックを設定しておくことをおすすめします。

3-1.Windowsでスクリーンロックを設定する方法

Windows10でスクリーンロックを設定するには、スタートメニューの「設定(歯車アイコン)」→「アカウント」→(左メニューの)「サインインオプション」の順にクリックして進みます。

「サインインを求める」という欄が一番上にあるので、そこをクリックして「PCのスリープを解除する時間」に切り替えます。

スクリーンロック解除の方法は、同じ画面でパスワード、PIN、ピクチャパスワードから選ぶことができます。パソコンの場合はフルキーボードがあるので、番号だけのPINではなくパスワードを設定しておくのが最も手軽で確実でしょう。

3-2.Windowsでスクリーンロックをかける方法

Windowsでスクリーンロックをかける最も簡単な方法は、「Windowsキー+L」の操作です。Windowsキーとはキーボード左下部にある四角が4つ描かれたWindowsロゴのボタンです。これを押しながらLキーを押すと、即座にスクリーンロックがかかります。

ノートパソコンでは画面を閉じたらスクリーンロックがかかるように初期設定されている場合が多いので、その場合は画面を閉じて再び開いた時にスクリーンロック状態になります。

3-3.macOSでスクリーンロックを設定する方法

macOSにはスクリーンロックという名前の機能はないのですが、パソコンがスリープの状態から回復する際にパスワードを要求するように設定することで、スクリーンロックと同様の効果を得ることができます。

そのための手順は、「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」の順にクリックして進み、「スリープ解除/スクリーンセーバ解除にパスワードを要求」にチェックを入れてパスワードを設定するだけです。

以後、パソコンがスリープから回復する時にはパスワードの入力が必須になります。

3-4.macOSでスクリーンロックをかける方法

macOSでスクリーンロックをかける最も簡単な方法は、「Ctrl+Shift+電源ボタン」の同時押しです。この3つのボタンを同時押しすることで、即座にスクリーンロック状態に切り替えることができます。

MacBookの場合は画面を一旦閉じるとスクリーンロック状態になります。再び画面を開いて操作する時にはパスワードが要求されます。

4.スクリーンロックの正しい使い方

スクリーンロックによって第三者が自分のデバイスを勝手に操作するリスクを軽減することができるわけですが、そのセキュリティ効果を維持するために留意しておきたいポイントを4つ解説します。

4-1.パスワードやパターンを他人に知られないようにする

スクリーンロックに限ったことではありませんが、ロック解除のためのパスワードやパターンは自分だけが知っているからこそ安全性が保たれます。他人に知られてしまっては意味がないので、くれぐれも他人に知られないように、また他人に知られる可能性のある保管のし方はしないようにしてください。

もし、誰かにそれを知られた可能性があるならば即座に変更することを強く推奨します。

4-2.他人に推測されやすいパスワードやパターンを使わない

一般的なパスワード管理でよく言われていることですが、他人から簡単に推測されるような単純なパスワードや、自分の名前、生年月日などを使うことは好ましくありません。ロックパターンについても単純な図形だと何度か試しただけで破られてしまう可能性があるので、自分しか分からないような複雑なパターンにしておくことが有効です。

また他のサービスや銀行のキャッシュカードの暗証番号などと同じパスワードや数字を使い回すことも非常に危険です。

4-3.ちょっと目を離す時でもスクリーンロックを習慣づける

デバイスの前から席を立つ時や、目を離す時、自分の代わりにそのデバイスを守ってくれる最大の味方はスクリーンロックです。ちょっと目を離すだけという時であってもそのスクリーンロックをかけておかないとその味方も力を発揮できません。

カフェで仕事をしている人がトイレで席を立つ際にパソコンの画面を開いたままにしている光景を目にすることがありますが、たとえトイレに行っている間だけであっても画面を閉じてスクリーンロックを有効にしておくのが無難でしょう。

4-4.パスワードは可能な限り複雑なものにする

スクリーンロックのパスワードで一番簡単なものは4桁の数字が一般的ですが、可能な限り英数字を組み合わせた複雑なものを使いましょう。

当然ながら4桁の数字よりも英数字を含んだパスワードの方が安全であることがその理由です。

生体認証のデバイスが増え、指紋や顔の認証でスクリーンロックの解除も簡単になり、毎回のロック解除にパスワードを入力する機会は減ったので少々複雑なパスワードであっても生体認証が無い時と比べると手間は格段に減ったはずです。

万が一、パスワードを入力するところを人に見られても4桁の数字よりも覚えられる可能性は低いと言えます。

スクリーンロックだけに言える事ではありませんが、パスワードは推測されにくい複雑なものであるに越したことはありません。

5.まとめ

パソコンやスマホを何者かに勝手に操作されてしまうことの恐ろしさは記事の冒頭で解説した通りですが、これらのリスクは多くの方がすでに認識されていることだと思います

特にスマホはコンパクトで持ち歩きやすい上に個人情報やプライバシーの宝庫とも言われており、紛失や盗難が現実になった時のリスクはとても高くなってしまいます。万が一紛失や盗難が現実になった時であっても、中にある情報を守るためにスクリーンロックを習慣づけておきましょう。

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