スマホがウイルス感染?症状のチェックと今すぐできる対策

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「あなたのスマホはウイルスに感染しています!」…こんな文章がいきなり表示されたら、誰だってパニックに陥っても不思議ではありません。今すぐ、どうにかしなければ…とあわててしまいますよね。でもここで焦っては攻撃者の思うツボです。

まず、あからさまに感染していることを知らせてくるパターンは、本当にウイルス感染しているのではなく、ユーザーの動揺を誘い、不正なアプリをインストールさせ、それを使わせる狙いであることが大半です。

もちろん本当にウイルス感染しているケースも考えられるため、本物のウイルス感染をするとどんな症状が見られるのかというチェック項目についても解説します。少しでもウイルス感染が疑われる場合は、スマホ用セキュリティアプリを導入することも忘れないでください。この記事の中では、オススメのセキュリティアプリを紹介しています。

あわせて、スマホのウイルス感染で一番多い、悪意のあるアプリを経由するパターンへの対策も説明します。簡単に実行できますが効果は抜群なので、安全なスマホライフを楽しむためにも目を通しておいてください。

目次:

1.あからさまな感染の警告はユーザーの不安を煽る手口
・1-1.ウイルス感染に見せかけ、不正アプリを導入させる
・1-2.ワンクリック詐欺は無視がベスト
2.ウイルス感染チェック:感染すると見られる主な症状
・2-1.身の覚えのない発信、通信履歴がある
・2-2.身の覚えのないアプリがインストールされている
・2-3.スマホの動作が遅くなる
・2-4.使い方を変えていないのにデータ通信量が増大する
・2-5.スマホ本体が熱くなる
・2-6.削除した覚えがないのにデータが削除されている
・2-7.電源が勝手にオフになる
・2-8.何も操作していないのに操作音が鳴る
3.スマホがウイルス感染してしまうと発生する実害
・3-1.電話帳データが盗まれる
・3-3.位置情報から自分の家などが特定される
・3-4.通話や通信内容が盗聴される
・3-5.カメラ機能を悪用されて盗撮や盗聴されてしまう
・3-6.スマホを遠隔操作されてしまう
・3-7.ランサムウェアによってスマホやデータが人質になってしまう
4.少しでも不安ならセキュリティソフト導入!
・4-1.安全にスマホを使うためには、セキュリティソフトが必須
・4-2.オススメのセキュリティソフト
5.ウイルスの主要感染源!危険なアプリの日常的対策
・5-1.公式マーケットでアプリを入手する
・5-2.アプリへの許可内容を確認する
・5-3.デベロッパーを確認する
・5-4.アプリのレビューを確認する
・5-5.著作権を無視したアプリは避ける
・5-6.AndroidユーザーならAppleに乗り換える(2016/2/24, 8/30 情報追加)
6.まとめ

1.あからさまな感染の警告はユーザーの不安を煽る手口

1-1.ウイルス感染に見せかけ、不正アプリを導入させる

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何気なくスマホでネットサーフィンをしているとき、上のような派手でわかりやすい警告画面が表示されたり、ポップアップで「ウイルスに感染しています」と知らされたら、多くの人はパニックになってしまうでしょう。しかし平常心を失って、画面下部の【今すぐウイルスを除去してください】をタップしてはいけません。こういったケースは、ユーザーの不安を煽って不正なアプリをインストールさせる目的であることが大半です。

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こう言えるのはもちろん理由があります。最近のウイルスの活動は水面下で行われるため、ため、インターネット初期に目立った愉快犯のウイルスのように、率先して感染をユーザーに知らせることはまずありません。

また、スマホ本体がウイルス感染しているかどうかは、専門のアプリで本体を調べて初めて分かることです。サイトにアクセスする程度で分かるはずがありません。

実際に、スマホのウイルスに分類されるものは大半が偽アプリを装った「トロイの木馬」であり、ユーザーが自らインストールをする必要があります。

よって、ユーザーに分かりやすくウイルス感染を教えるケースは、高い確率でユーザーを動揺させ、偽アプリを自らインストールさせるための脅しであると言えます。

ただし、本当にウイルス感染している可能性も否定はできません。万全を期すためにも、「2. 少しでも不安ならセキュリティソフト導入!」に進みましょう。

また、突如現れる「ウイルスに感染しました」いった偽の警告については以下の記事もご参照ください。

その「セキュリティ警告」は本物?正しい見分け方と対処法

1-2.ワンクリック詐欺は無視がベスト

偽のウイルス感染で不安を煽るパターンによく似たケースで、ワンクリック詐欺もよくある手口です。

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上の画像のように、突如高額の料金を請求されますが、慌てず騒がずスルーすれば問題ありません。身に覚えのないお金を払う必要はありませんし、明確に会員登録していなければ、詐欺犯があなたの個人情報を知る方法はありません。

ワンクリック詐欺アプリに関しても同様です。あたかも個人情報を知っているかのような記述があったとしても、電話をしたりメールをして犯罪者にあなたの情報を教える必要はありません。
スマホのワンクリック詐欺に関しては以下の記事もご参照ください。

スマートフォンでのワンクリック詐欺|正しい対処方法と予防

2.ウイルス感染チェック:感染すると見られる主な症状

偽のウイルス警告ではなく、本当にスマホがウイルスに感染してしまうと見られる症状を挙げました。これらに該当する項目が最低でも1つ、もしくは複数ある場合は本当にウイルスに感染している疑いがあります。

しかし、以下はあくまでも一例でしかありません。体感できる症状を全く伴わないものも存在するので症状が出ないからといって安心できるわけではありません。

2-1.身の覚えのない発信履歴がある

ウイルスの中には金銭的利益を目的として、海外などに電話発信をするものがあります。発信履歴の中に身の覚えのない電話番号がある場合、特に明らかに日本国内ではないような電話番号が含まれている場合はウイルスの症状である可能性が高くなります。

2-2.身の覚えのないアプリがインストールされている

遠隔操作や何らかの目的を達成するために、ウイルスが勝手にアプリをインストールすることがあります。アプリ一覧の中に身に覚えのない名前を見つけたら、それがどんなアプリなのか入念にチェックしてみてください。

2-3.スマホの動作が遅くなる

これまでと使い方を大きく変えたわけでもないのに、スマホの動作が急に遅く感じることがあったら、それもウイルスの症状である可能性があります。ウイルスは自らの存在を知られないようにするためにバックグラウンドで動作することが大半ですが、それによってスマホの動作が遅くなるという形で露見することがあります。
使っているごとに動作が遅くなっているとお感じなのであれば、ウイルス感染の可能性がより高くなります。

2-4.使い方を変えていないのにデータ通信量が増大する

ウイルスが勝手に動作をして外部と通信をすることで、データ通信量が異常に増大することがあります。それまでとスマホの使い方がそれほど変わっていないのであればウイルスの症状であると疑ってみる必要があります。

2-5.スマホ本体が熱くなる

スマホの動作が遅くなるのと同じ理由で、バックグラウンドでウイルスが動作することによってスマホの負荷が増大し、本体が発熱することがあります。これも使い方を変えていないのに突然発熱するようになった場合は、ウイルスの症状ではないかと疑ってみることをおすすめします。

2-6.削除した覚えがないのにデータが削除されている

ウイルスの攻撃によってスマホ本体に保存しているファイルが削除されることがあります。自分で削除した覚えがないのに保存していたファイルなどデータが削除されていることが分かった場合は、それはウイルスの症状かもしれません。

2-7.電源が勝手にオフになる

ウイルス感染によってスマホの動作が不安定になり、電源が勝手にオフになるという現象が頻発することがあります。自分でオフにした覚えがないのに勝手にオフになっていたり、再起動されている場合は、ウイルスの症状が疑われます。

2-8.何も操作していないのに操作音が鳴る

スマホを操作するとさまざまな操作音が鳴ります。これが自分で操作をしている時に鳴っているのであれば問題はありませんが、それが勝手に鳴っている場合はウイルスが何らかの操作をしている可能性があります。特にカメラの撮影音が勝手に鳴る場合はウイルスがカメラアプリを勝手に起動し、撮影をしている可能性があるため、早急にウイルスチェックをしてください。

3.スマホがウイルス感染してしまうと発生する実害

スマホが本当にウイルス感染をしてしまうと、どんなリスクが考えられるのでしょうか。症状や兆候がある方はもちろん、それがない方もぜひ目を通しておいてください。

3-1.電話帳データが盗まれる

スマホに保存している電話帳などのデータは、個人情報の塊です。個人情報には金銭的価値もあるため、ウイルスを侵入させてくるような犯罪者にこうした個人情報が渡ってしまうことは二次的な被害につながる恐れがあります。

3-2.位置情報から自分の家などが特定される

スマホにはGPS機能がついているため、この機能を悪用して自分の家や勤務先などを特定される恐れがあります。その目的はさまざまですが、意図しない相手に自分の居場所を特定されることは好ましくありません。

3-3.通話や通信内容が盗聴される

電話やメールの送受信、LINEなどメッセージアプリの通信内容などがウイルス感染によって盗聴される恐れがあります。個人的な情報のやり取りをする可能性が高く、情報が漏洩すると重大な事態に発展する可能性もあります。

3-4.カメラ機能を悪用されて盗撮や盗聴されてしまう

先ほど勝手にカメラアプリを起動して撮影されることがあると述べましたが、スマホにあるカメラ機能は犯罪者にとっても盗聴や盗撮のための有用なツールになり得るため、ウイルス感染によって私生活が筒抜けになってしまう恐れがあります。

3-5.スマホを遠隔操作されてしまう

ウイルス感染によってスマホを遠隔操作されると、自分のスマホでありながら乗っ取られたような状態になります。自分自身に被害が及ぶだけでなく、身の回りの人に二次的な被害が及ぶ可能性もあるため、ウイルスによる遠隔操作は重大なリスクです。

3-6.ランサムウェアによってスマホやデータが人質になってしまう

ウイルスによってスマホが勝手にロックされてしまい、その解除コードと引き換えに金銭を要求する犯罪の手口があります。スマホ本体をロックするという手口以外にも、保存されているデータを暗号化して使用不能にした上で、解除コードと引き換えに金銭を要求するというパターンもあります。

これらの手口はランサムウェアと呼ばれ、仮に身代金を支払っても解除コードが提供される保証はなく、極めて悪質です。

4.少しでも不安ならセキュリティソフト導入!

4-1.安全にスマホを使うためには、セキュリティソフトが必須

2000年代に流行したウイルスはその作成者が自己顕示のために「感染したことを知らせる」ものが多く存在しましたが、近年のウイルスは、ユーザーの個人情報を抜き取る、端末を遠隔操作できるように乗っ取る、危険なサイトにアクセスさせる、といった犯罪者の営利目的のために活動しています。

そのため、感染に気づくのは多くの場合何か問題が起きたあとで、身代金要求型ウイルス(ランサムウェア)で無い限りすぐに感染を察知することは簡単ではありません。問題が発生したとしても、抜き取られた電話帳データに入っている知人に被害が及ぶなど、必ずしも感染者本人が気付くとは限りません。

またウイルスを作る犯罪者側の技術は日進月歩で進歩しているため、常に最新の対策を講じる必要があります。よって、安全にスマホを使おうと思えば、スマホ用のセキュリティソフトアプリは欠かせません。

もちろん見慣れない画面が表示された、意図していないアプリのインストールを強要されるなど、ウイルス感染が濃厚な場合もあります。少しでもこのような兆候を感じた場合には、今すぐにスマホに対応したセキュリティソフトを導入してください。

どのセキュリティソフトを導入するかですが、スマホが世に登場する以前からパソコンのセキュリティソフトを提供してきた、実績のある会社のものを選ぶとよいでしょう。なぜなら、セキュリティアプリを名乗っているにもかかわらず、実際にはユーザーに害をなすとんでもないアプリが実際に存在しているからです。
下の画像は、「安心スキャン」という悪意のあるアプリです。一見してスマホを守ってくれそうですが、実際には3700万人分の電話帳データを盗み出しました。

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4-2.オススメのセキュリティソフト

実績のあるセキュリティソフト企業がリリースしている、スマホ用のセキュリティソフトアプリです。

これらのセキュリティアプリであれば、実際に存在する数多くのウイルスを検知してくれます。

モバイル セキュリアプリ名 体験版日数
ノートン モバイルセキュリティ 30日間
カスペルスキー インターネットセキュリティ 30日間
マカフィーモバイルセキュリティ&アンチウイルス 14日間
ウイルスバスター モバイル 30日間

5.ウイルスの主要感染源!危険なアプリの日常的対策

スマホのウイルス感染の原因は、悪意のあるアプリをユーザー自らインストールしてしまうパターンです。ここではそのような危険なアプリのインストールを未然に防ぐ考え方を紹介します。

5-1.公式マーケットでアプリを入手する

Androidなら、Google直営のGoogle Playやdocomoが運営するdマーケット アプリ&レビューといった、オフィシャルなマーケットからのみアプリをダウンロードしましょう。これら公式マーケットで公開されているアプリが100%安全なわけではありませんが、在野のサイトに比べればはるかに安全です。
なお、iPhoneやiPadは(脱獄していない限り)原則としてApple直営のApp Storeでしかアプリを入手できません。

Google PlayはGoogleが直接運営しているため信頼度は比較的高いと言えます。

5-2.アプリへの許可内容を確認する

Androidの場合、アプリをインストールするときに、そのアプリが何をしていいのかを許可する画面が表示されます。このときに「個人情報」や「電話/通話」といった、プライバシーに関する項目があった場合は要注意。アプリが電話帳に自由にアクセスできることを意味しますので、インストールと同時に個人情報が奪われてしまいます。

5-3.デベロッパーを確認する

デベロッパーとはアプリ制作者のこと。名の通った企業なら、安全なアプリである可能性は高いと言えます。Google Playではアプリ名のすぐ下にデベロッパー名が表記されています。

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また、Google Playで安全性が確認されているアプリについては「Playプロテクトにより検証済み」という表示が出ます。この表示が出ているアプリは信頼できると考えて良いでしょう。

5-4.アプリのレビューを確認する

アプリのレビューも参考になります。レビューが多く、評価が高いほど安全度は高まりますが、悪意のあるアプリの制作側がサクラとしてポジティブなコメントを書き込んでいるケースもあるため、過信は禁物です。

5-5.著作権を無視したアプリは避ける

「音源無料取り放題」のような、明らかに著作権を無視したアプリには要注意。まっとうなデベロッパーがこういったアプリを扱うことは考えられず、悪意を持った何者かが何らかの思惑をもってこういったアプリを開発、公開している可能性が十分あります。

5-6.AndroidユーザーならAppleに乗り換える(2016/2/24, 8/30 情報追加)

誰でも比較的自由にアプリを公開できるAndroidとは違い、原則的にiPhoneやiPadはApp Storeで公開されているものしかインストールできません。App Storeでのアプリ公開には厳しい審査をともなうため、iOSをターゲットにした危険なアプリは、そこまで多くはありません。Androidのスマホを安全に使いこなす自信がないなら、iPhoneに乗り換えるのもひとつの手です。

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iPhoneやiPadは、原則としてApp Storeからしかアプリを入手できません。

しかし、本記事をポストした約1カ月後の2014年11月にiOSにWirelurker(OSX.Wirelurker / Trojan.Wirelurker)というトロイの木馬が発見されました。

2015年9月には公式App Storeにウイルスを混入させたXcodeGhost(OSX.Codgost)、同年10月には企業が社内アプリを配布するプロセスを悪用するYiSpecter(IOS.Specter)が発見されており、iOSを搭載したiPhoneのセキュリティが万全とは言えない状況になってきています。

2016年8月にはiOS 9.3.4 において悪意のあるサイトにアクセスしただけで勝手に脱獄をさせることができる脆弱性が判明しています。これを悪用すると、iPhoneのマイクやカメラを使って行動を遠隔地から監視されたり、メールやSNSなど各種アプリの情報を収集することが出来ることが分かっています。

詳しくは以下の記事をご参照ください。

参考記事 : 他人事ではないiPhoneウイルス – 無料で出来る対策6つ

6.まとめ

スマホがウイルスに感染している疑いがあったら、とにかく慌てないことです。慌てるほど悪意のある個人や団体の思うツボです。不安を煽る偽のウイルス感染やワンクリック詐欺は無視して、信頼できるセキュリティソフトで本体をスキャンしてみてください。

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近年、スマホにおいてもネット犯罪が増加し、その被害は年々増加しています。 「スマホは電話だし、大丈夫だろう」と何も対策をしなかった結果、次のような悪質なウイルスに感染してしまうことも少なくありません。

  • 無料セキュリティアプリをインストールしたら、画面がロックされてロック解除の代金を要求された
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