スマホのウイルスまとめ|被害の深刻さはPCよりはるかに上

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スマホのウイルスが危険と聞いても、具体的にどう警戒すべきか分からない方も多いかもしれません。

まず、あなたのスマホがAndroidならばセキュリティソフトは導入すべきです。ここではその理由やウイルスの種類、感染パターンを解説していきます。

そして、ウイルス対策に必須となるセキュリティソフトや、各携帯キャリアが提供するサービスも紹介しますので、もしあなたのスマホが無防備な状態ならば今すぐにこの記事を読んでください。

1. Androidには知人にも迷惑をかけるウイルスが蔓延

1-1.AndroidはiPhoneよりはるかにウイルスが多い

日本にあるほとんど全てのスマートフォンは、iPhoneかAndroidのどちらかです。しかし200万種類以上出回っていると言われているスマホウイルスのうち、iPhoneを狙った数種類を除き、ほぼ100%がAndroidを標的としたものです(2014年5月6日の毎日新聞より)。

1-2.実際に被害があったAndroidのウイルス例

実際にユーザー間に拡散したウイルスの例を紹介します。

1-2-1.偽バッテリー節約ソフト

「バッテリーを長持ちさせる」とうたう無料アプリでしたが、実際にはそんな効果はなく、インストールした時点で個人情報が抜き取られてしまう悪質なものでした。

1-2-2.偽セキュリティソフト

一見してちゃんとした無料セキュリティソフトですが、実際には端末を守ってはくれず、むしろユーザーに課金を要求してきます。

1-2-3.Twitterアカウントの乗っ取り

Twitterと連携するアプリの中にも危険なものがありました。一度連携してしまうと、身に覚えのない宣伝ツイートを乱発します。

スマホウイルスの実例については、Android ウイルス感染の不安を解消する3つのポイントで詳しく解説しています。

1-3.ウイルスはユーザーのメリットをくすぐってくる

ユーザーに害をなすウイルスの多くは、

  • 個人情報を盗み取り、業者に売却したり、自分で迷惑メールを送る
  • ユーザーに課金をさせるように仕向けたり、強引に商品やサービスを宣伝する

といったように、単なる迷惑行為ではなく、営利目的で活動するケースが多く見られます。

また上で紹介した例のように、ほとんどのウイルスは無料のサービスが発端となります。ユーザーにメリットがあるもの(電池節約、メモリ解放、ウイルスからの保護など)や、知的好奇心をくすぐるもの(アダルト、ゴシップ、ここだけの興味深い話など)といった、「ユーザーにとっての得」を無料で持ちかけてくるケースが主流です。

2.スマホの主なウイルス感染経路である不正アプリとその対策

2-1.悪意あるアプリからの感染がもっとも多い

さまざまな問題を引き起こすウイルスの多くは、悪意のあるアプリを経由して私たちのスマホに侵入します。

Androidのスマホアプリは、ユーザーが許可すれば「電話帳」「端末情報」といった個人情報にまでアクセス可能であり、また「通信機能」も使用することができます。ユーザーを騙せれば、様々な悪事が簡単にはたらけてしまうのです。

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スマホのアプリをインストールする際には、アプリにどこまでの権限を許すかを確認してください。個人情報へのアクセスを求めるアプリには要注意。

2-2.なぜウイルス入りアプリはAndroidに圧倒的に多いのか

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iPhoneにはウイルスが入ったアプリはほとんど存在しないのに、Androidには数百万種も存在し(2014年5月6日の毎日新聞より)、現在もなお増え続けているのには理由があります。

Androidのアプリは公式サイトでなくてもどこでも公開でき、公式サイトでの審査も甘いのが現状です。それに対しiPhoneのアプリは、審査が厳しい公式サイトでしか公開できません。

またiPhoneに搭載されているiOSには、マルウェアの侵入を防ぐ技術が搭載されています。

Androidを公開しているGoogleのオープンさが、大量のマルウェアが蔓延している要因のひとつになっていることは間違いありません。ただ、こういった自由な開発環境が、技術の発展や市場の拡大に貢献につながることもまた事実です。スマートフォンはいまだ発展途上のジャンルであり、今しばらくはユーザーによる自衛が必要です。

2-3.ウイルス入りアプリとの接触を避ける方法

たしか危険なAndroidアプリは大量に出回っていますが、遭遇しないためのコツをつかめば、感染する危険は大きく下がります。

2-3-1.公式サイトからのみアプリを入手する

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GooglePlayや携帯キャリアが運営するアプリサイトは、野良サイトとくらべれば危険なアプリに遭遇する確率は低いです。

公式サイトからのアプリ入手は、セキュリティ対策の初歩と言えます。

2-3-2.デベロッパー情報を参照する

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GooglePlayにはそのアプリの開発元(デベロッパー情報)が明示されています。

こちらの情報を詐称する悪質なアプリもあるため過信はできませんが、ひとつの情報としてチェックするようにしましょう。

2-3-3.ウイルスが多いタイプのアプリは警戒する

すでに解説したように、ウイルスが多いタイプのアプリを知っておくことも大切です。

  • 無料である
  • 端末の機能を向上させるなど、ユーザーのメリットになる仕様
  • アダルトやゴシップなど、ユーザーの知的好奇心をくすぐる
  • 似たタイプのアプリが大量に流通している
  • 公開されてから日が浅い(危険なアプリはすぐに削除されやすいため)

2-4.あからさまにウイルス感染をアピールするタイプは不安を煽るのが目的

いきなり画面に「あなたのスマホはウイルス感染しています」と大きく表示されるなど、ユーザーを驚かせるタイプのウイルスは、ユーザーをパニックにさせることが目的です。正常な判断力を失った結果、不要なアプリをインストールしてしまうことなどがあります。

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スマホのウイルス感染経路については、スマホがウイルス感染?状況確認と端末保護のベストな手順でも解説しています。

 

3.スマホのウイルス対策は専用のソフトを

ここまで紹介してきた知識やテクニックを駆使すれば、スマホがウイルスに感染するリスクをかなり減らすことができます。

しかしより高いレベルでの対策を求めるのなら、専用のセキュリティソフトはどうしても必要となります。

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3-1.新型のウイルスに対して最新の対策を講じる

新たなウイルスは常に開発されているため、ウイルス対策にも更新性が必要です。

セキュリティソフトは新型のウイルスが発見されるたびに、対策機能もアップデートされます。

3-2.危険なアプリやサイトの接触をブロック

すでに判明している危険なアプリや疑わしいサイトをデータベース化しているため、それらへの接触を自動的にブロックしてくれます。

3-3.すでに入りこんでいるウイルスを駆除

本体にすでにウイルスが入り込んでいる場合、端末をスキャンすることで駆除できます。

3-4.オススメの有料セキュリティソフト

有料版は継続的に費用がかかるものの、無料版に比べてセキュリティ機能やサポートが充実しています。また、紛失時には端末ロックやデータ削除、GPSによる端末の所在地特定ができるなど、ウイルス対策だけではない恩恵が受けられるものもあります。

3-5.オススメの無料セキュリティソフト

費用がかからない分、機能やサポートが十分でないもの、日本語版がないもの、広告が表示されるものなどがあり、初心者向けとは言えません。とは言え、最低限のウイルス対策は備えられています。また多くの無料版セキュリティソフトは、課金することでより効果が高い有料版に切り替えることができます。

4.docomo、au、SoftBankのウイルス対策ツールも併用する

4-1.docomo「ドコモあんしんスキャン」

McAfee社提供によるセキュリティアプリです。ウイルス検出機能に関しては無料で使い続けられます。危険サイト対策機能と、個人データ確認支援機能に関しては、有料契約(月額使用料200円)が必要となります。

ドコモあんしんスキャン

4-2.au 「安心セキュリティパック」

ウイルスなどのセキュリティ対策や、紛失盗難対策、リモートサポートなどをパッケージにしたサービスで、月額使用料300円です。

安心セキュリティパック

4-3. SoftBankスマートセキュリティ

McAfee社提供によるサービスで、セキュリティスキャン機能やプライバシーチェック機能で、ウイルスや情報漏えいを防ぐことができます。月額使用料は300円。

スマートセキュリティ

5.まとめ

Android端末を狙うウイルスは、無数に存在します。感染した場合には自分だけではなく、知人にも迷惑が及ぶため、あらかじめ対策をしておくことはスマホを使ううえでのマナーと言えます。

パソコンでウイルス対策するのは常識となっていますが、スマホの世界ではそこまで浸透していません。それではあまりにも危険なので、ウイルスに対抗する知識を学ぶとともに、必ずセキュリティソフトを導入してください。

なおこの記事では、ユーザーに被害を与えるソフトウェアをすべてウイルスと表現していますが、正しくはウイルスはマルウェア(悪意のあるソフトウェア)の一種となります。ウイルスとマルウェアのちがいや詳しい言葉の意味は、マルウェアとウイルスの違い|端末保護の基本をシンプルに知るで解説しています。

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