iPhoneの動作が重い場合のアプリ別キャッシュ削除手順

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iPhoneの動作が重くなったとお感じだとしたら、その原因はキャッシュかもしれません。キャッシュとはiPhone内に一時的に保存されているデータのことですが、このキャッシュデータが大きくなりすぎると動作を重くする原因になることがあります。

そこで、この記事ではキャッシュについての基本的な知識に加えて、iPhoneの中にたまってしまったキャッシュを安全に削除する方法を解説します。また、キャッシュの削除にあたっては注意したいこともいくつかあるので、それも交えてキャッシュの正しい取り扱いについても解説したいと思います。

目次:

1.iPhoneのキャッシュについて知っておくべき7つの基本
・1-1.iPhoneのキャッシュとは?
・1-2.キャッシュは動作を重くする原因になる
・1-3.キャッシュは本体の記憶容量を占拠してしまう
・1-4.アプリごとにキャッシュが保存されている
・1-5.不要なキャッシュは削除することができる
・1-6.キャッシュとCookieの違い
・1-7.動作が遅いのは古いiPhoneだから?
2.主要アプリのキャッシュを削除する手順
・2-1Safariのキャッシュ削除手順
・2-2.Chromeのキャッシュ削除手順
・2-3.LINEのキャッシュ削除手順
・2-4.Facebook、Twitterのキャッシュ削除手順
3.キャッシュなどを削除するにあたって注意したいこと5つ
・3-1.一度アクセスしたサイトの表示が速くならない
・3-2.パケット節約とは相反する
・3-3.記憶しているログイン情報を入れ直す必要がある
・3-4.また訪問する予定がある場合はブックマーク登録を
・3-5.LINEアプリのキャッシュ削除での注意点
4.まとめ

1.iPhoneのキャッシュについて知っておくべき7つの基本

1-1.iPhoneのキャッシュとは?

iPhoneだけでなく、ネットに接続することが多いデバイスにはキャッシュデータ保存されています。ネットに接続してサイトを閲覧すると、そのサイトの表示に必要なデータが自動的にキャッシュという一時ファイルとなって保存されていきます。その理由は、次回から同じサイトを開く時にいちいち全データをダウンロードしなくてもキャッシュから表示させることでパケットの節約や高速化を図ることができるからです。
そのため、ブラウザやSNSなどネットに頻繁に接続をしてデータのやり取りをするようなアプリがキャッシュを自動的に保存しています。

1-2.キャッシュは動作を重くする原因になる

サイトの閲覧を高速化したりパケットを節約するなど、キャッシュは利便性を高めるためのものではあるのですが、あまりにもそのキャッシュが肥大化すると記憶容量を圧迫してしまい、iPhoneの動作を遅くしてしまう問題が生じます。
特に心当たりがないのにiPhoneが重く感じるという場合、その原因はキャッシュのたまりすぎかもしれません。

1-3.キャッシュは本体の記憶容量を占拠してしまう

キャッシュはiPhone内の記憶スペースに保存されていくため、キャッシュが大きくなりすぎると限られたiPhoneの記憶スペースを占拠してしまいます。

キャッシュが肥大化しすぎたために記憶スペースが不足してしまい、そのことが原因で新たに写真を撮れないといった問題も起こり得ます。

動作が重いというだけだと我慢できるレベルかもしれませんが、保存したいものが保存できないとなると、キャッシュによる記憶スペースの占拠が見逃せないものとなってきます。

1-4.アプリごとにキャッシュが保存されている

ブラウザやSNSなど、ネットに接続してデータのやり取りをするアプリは、それぞれ個別にキャッシュを保存しています。具体的には、多くの人が利用している以下のアプリがキャッシュを保存しています。

  • Safari
  • Google Chrome
  • LINE
  • Twitter
  • Facebook などなど

いずれも利便性の向上が目的なのですが、それぞれのアプリが別個にキャッシュを保存していくと、容量の少ないiPhoneだと記憶容量を圧迫するレベルに達する可能性があります。

1-5.不要なキャッシュは削除することができる

たまりすぎてiPhone本体を圧迫したり動作を重くしたりしているキャッシュは、ユーザーの操作によって削除することができます。この記事では、それぞれのアプリでキャッシュを削除する方法を個別に解説します。

1-6.キャッシュとCookieの違い

キャッシュと同じようにiPhone本体内に保存されているデータには、Cookie(クッキー)があります。キャッシュはサイトを表示させるための一時データであり、Cookieは利用者情報です。

一度入力したフォームの情報が、同じサイトに行くとすでに入力されていたというご経験は多いと思いますが、これを実現しているのがCookieです。

それぞれ用途は異なりますが、ネット閲覧やフォーム入力の操作をしているうちにたまっていくデータであることに変わりはありません。

Cookieはキャッシュと同じく削除することができるので、必要性が高くなければ削除しても問題ありません。

1-7.動作が遅いのは古いiPhoneだから?

古い世代のiPhoneの動作が意図的に遅くされているという噂が駆け巡り、その事実をApple社が認めたというニュースがありました。Apple社のコメントによると、古いiPhoneでバッテリーが劣化していると突然のシャットダウンなどを引き起こす恐れがあるため、速度を低下させて出力を抑え、それによって突然のシャットダウンを防いでいるということです。

このニュースからも分かるように、キャッシュが原因でiPhoneの動作が遅くなることとは全くの無関係です。

ただ、当然のことではありますが、新たにリリースされるiOSは新しいiPhoneに最適化されているはずです。キャッシュに関係なく古いiPhoneが新たなiPhoneより動作が速いということは基本的に無いと考えてよいでしょう。

2.主要アプリのキャッシュを削除する手順

2-1Safariのキャッシュ削除手順

Safariの利用に伴って蓄積されているキャッシュを削除する手順を解説します。最初に、iPhoneのホーム画面にある設定のアイコンをタップします。

次に、Safariの項目をタップします。

Safariの設定メニューに、「履歴とWebサイトデータを消去」という項目を探して、そこをタップします。

タップをすると、最終確認のメッセージが表示されます。ここで「履歴とデータを消去」をタップすると、Safariのキャッシュ削除は完了です。

2-2.Chromeのキャッシュ削除手順

Chromeが蓄積しているキャッシュを削除する手順を解説します。最初に、Chromeのアプリを開きます。

Chromeの画面右下にある「その他のアイコン」(3点アイコン)をタップします。

ここで開いたメニューの中に、「履歴」という項目があるのでこれをタップします。

一番下に「閲覧履歴を消去」というボタンがありますので、これをタップします。

次の画面で、どのデータを削除するのかを選択します。

キャッシュファイルだけの削除であれば「キャッシュされた画像とファイル」にチェックが入っていることを確認して「閲覧履歴の消去」をタップします。(閲覧履歴やCookieなどを削除することも可能です)

最後に確認画面になるので、ここでも「閲覧履歴の消去」をタップするとキャッシュデータの削除完了です。

2-3.LINEのキャッシュ削除手順

メッセージアプリのLINEも利用を続けているうちにキャッシュデータが肥大化していきます。これを削除する方法を解説します。
最初に、LINEアプリを起動します。

LINEが起動したら、左下にある「友だち」アイコンをタップし、左上にある歯車アイコンをて設定画面に遷移し、そこで画面右上の設定アイコンをタップします。

設定メニューが表示されたら、「トーク」をタップします。

「トーク」のメニュー一番下に、「データの削除」という項目があります。これをタップしてください。

何を削除するのかを選択する画面になります。ここで「キャッシュデータ」にチェックを入れます。なお、写真など他のデータも削除したい場合はそれぞれの項目にチェックを入れます。

選択を終えて「選択したデータを削除」をタップすると、次に最終確認画面になります。ここで「データを削除」をタップしてLINEのキャッシュデータ削除は完了です。

2-4.Facebook、Twitterのキャッシュ削除手順

FacebookおよびTwitterのキャッシュを削除するには、それぞれ一度アプリをアンインストールして再びインストールするという形になります。

iPhoneで不要なアプリをアンインストールするには、任意のアプリのアイコンを長押しして、以下の画面になったら(アイコンが揺れています)アンインストールしたいアプリのアイコンの左上にある「×」印をタップします。

確認メッセージが表示されるので、そこで「削除」をタップして完了です。
一度削除した上で再びFacebookやTwitterをインストールすると、キャッシュは空の状態になります。

3.キャッシュなどを削除するにあたって注意したいこと5つ

3-1.一度アクセスしたサイトの表示が速くならない

一度アクセスしたサイトのデータを保存することで次回の表示を速くするのはキャッシュデータが持つ役割のひとつです。そのため、キャッシュを削除すると次回のアクセスが速くなるというメリットは失われます。

もちろん、再度アクセスした時のキャッシュは削除の操作をしなければ残ります。

3-2.パケット節約とは相反する

再度アクセスしたサイトのデータをキャッシュとして持っておくことで通信パケット量を節約できるのもメリットですが、キャッシュを削除すると再び読み込むため節約メリットも享受できなくなります。

3-3.記憶しているログイン情報を入れ直す必要がある

ブラウザに保存しているキャッシュデータを削除すると、IDやパスワードなどの情報も同時に削除する場合があります。IDやパスワードといったログイン情報が保存されていることで利便性を感じている方は多いと思いますが、これも一度失われるので再び入力し直す必要があることを留意してください。
特に注意していただきたいのは、ブラウザに記憶されていることでパスワードを覚えていない、メモしていない場合です。キャッシュの削除でこれらの情報がなくなったことでログインまでできなくなることのないよう、必要な情報はしっかりと保存しておくか、Chrome使用であれば、Googleアカウントに保存、ノートンIDセーフなどのパスワード管理ツールで保存しておくのも有効です。

3-4.また訪問する予定がある場合はブックマーク登録を

削除されるキャッシュデータの中にはブラウザの閲覧履歴も含まれています。一度閲覧をしたサイトに再び訪問する際に便利な機能ですが、キャッシュ削除によってその情報もなくなるため、再度訪問したいサイトは履歴情報に頼らずブックマーク登録をしておきましょう。

3-5.LINEアプリのキャッシュ削除での注意点

FacebookやTwitterといったSNSのアプリでキャッシュを削除するには一度アンインストールする必要があると解説しましたが、同じ感覚でLINEもアンインストールと再インストールでキャッシュを削除しようとすると、トーク履歴まで削除されるので注意してください。

メッセージアプリだけにトーク履歴が消えてしまうと困るという方も多いと思いますので、LINEのキャッシュ削除は「2-3.LINEのキャッシュ削除手順」の方法で行ってください。

4.まとめ

キャッシュデータは、iPhoneを活用すればするほど増えていくものです。iPhoneをよく使う方ほど動作が重くなると不便を感じる場面も多いと思いますので、「動作が重い」と感じたらまずはキャッシュの削除を試してみるのも一つの手段です。

たまりすぎたキャッシュを定期的に削除するようにしておくと動作の重さだけでなく不具合も起きにくくなるので、大切なiPhoneの健康のためという感覚でも良いでしょう。

※記事内容の利用実施は、ご自身の責任のもとご判断いただくようお願い致します。

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