大切なデータを復元!万が一に備えたPCのバックアップ方法

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PCが壊れた経験があればきっとわかっていただけますが、PCの故障はあまり前触れなく突然やってきます。「やばい」と思ってからデータを逃がそうとしても、間に合わないことがよくあります。こういった万が一に備えて、PCのバックアップをしておきませんか?

バックアップの手順はとても簡単で、PC自体がその機能を搭載しています。しかし、OSによって手順が異なるためインターネット上に情報量が多く、検索をしても自分のPCに対応していない情報が出てしまうものです。そこで、各OSでのバックアップ手順について、個別のファイルやフォルダをバックアップする方法と、PCを丸ごとバックアップする方法に大別してまとめました。

なお、外付けメディアに付属しているバックアップ専用ソフトは、高速化が図られるなど高性能です。これらを利用する手もありますが、ソフトによってはPC丸ごとをバックアップできないものもあるので、その点に留意する必要があります。

1.バックアップの仕組み

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バックアップとは、データをコピーして別のものに保存しておくという意味です。予期せぬ障害や故障、操作ミス、ウイルス感染といった、いざというときに備えて、PCやデータを復元できるようにしておくという目的があります。

バックアップしたデータは、使用しているPCのOS(WindowsやMacなど、PCを操作するためのソフト)が入っていない場所に保存する必要があります。OSが入っているところに保存すると、障害発生時にそのデータを取り出せない可能性があるからです。上の写真のように、PC本体とは別の外付けドライブなどに保存するのが主流です。

なお、そのバックアップ先が壊れる可能性もあります。HDDは磁気や衝撃に弱いなど、メディアの性質を知るとともに、重要なバックアップは複数のメディアにとるのが最善策となります。

≪代表的なバックアップ先のメディア≫

  • 外付けHDD(ハードディスクドライブ)
  • 外付けSSD(ソリッドステートドライブ・HDDより高速なドライブ)
  • OSが入っているディスクと物理的に別な内蔵HDD・SSD
  • USBメモリ
  • ブルーレイディスク/DVD
  • NAS(ネットワークに直接接続して使用するHDD)

※外付け:USBなどでPCに接続して使う外部機器
※内蔵:PC内部に組み込まれている機器

2.バックアップはファイルと丸ごとの2種類

バックアップには、「個別のファイル・フォルダ」と「PC丸ごと」の2種類に分けることができます。

2-1.【A】必要なファイルを選んでバックアップ

必要なデータだけをコピーして保存します。これにより、大事な写真などを削除してしまったり、重要書類が破損してしまったというトラブルに遭っても安心できます。

手順としては、データをバックアップ先へコピー&ペーストするだけでもいいのですが、OS搭載のバックアップ機能を用いることで、さまざまなデータを一気にまとめる本格的なバックアップが行えます。

2-2.【B】PC丸ごとバックアップ=環境の復元が目的

PC丸ごとバックアップとは、OSやデータ、設定やアプリケーションをそっくりそのまま記憶するということです。これを、システムイメージのバックアップと呼びます。もしPCにトラブルが発生した場合は、そのデータをもとにバックアップした時の状態へ復元することができます。

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PCに障害が発生した場合、バックアップした時点の環境を復元することができます。言い方をかえれば、その間に更新したファイルはバックアップ時点に差し戻され、新規作成したファイルは存在が無くなります

3.Windows搭載のバックアップ機能

ここではWindowsのOSが搭載しているバックアップ機能の手順をまとめます。OSのバージョンによって手順が異なるので、概要を伝えるとともに、詳細が解説されているMicrosoftのサポートページのリンクも掲載しておきます。

3-1. Windows Vistaの場合

【A】ファイルのバックアップ

  • コントロールパネルの「システムとメンテナンス」にある「バックアップと復元センター」を表示
  • 「ファイルのバックアップ」をクリックし、ウィザード形式の指示に従いバックアップしたいファイルやフォルダを選択します

【B】システムイメージのバックアップ

Windows Vista Business と Windows Vista Ultimateには「Complete PC バックアップ」というシステムイメージを作成する機能があり、下記がその手順となります。注意点として、Windows Vista Homeには同機能はありません。

  1. コントロール パネルの「システムとメンテナンス」にある「バックアップと復元センター」を表示
  2. 「コンピュータのバックアップ」をクリックします

詳しい解説は『Windows Vista で重要なファイルのバックアップを作成したい』をご覧ください。

3-2.Windows7の場合

【A】ファイルのバックアップ

  1. コントロール パネルの「システムとセキュリティ」にある「バックアップ作成」をクリック
  2. 「バックアップの設定」をクリックし、ウィザード形式の指示に従いバックアップしたいファイルやフォルダを選択します

【B】システムイメージのバックアップ

上記ファイルのバックアップ手順の中で、「次のドライブのシステムイメージを含める」にチェックを入れると、システムイメージも同時にバックアップされます。

詳しい解説は『初心者でもわかる! Windows 7 でバックアップ』をご覧ください。

3-3.Windows8.1

Windows8と、バージョンアップしたWindows 8.1では、バックアップの画面構成や方法が異なります。Windows8搭載のパソコンは、無料で8.1にアップデートできるので、ここでは8.1での手順を取り上げます。

【A】ファイルのバックアップ

Windows8から「ファイル履歴」という機能が加わり、個人用ファイルを対象にしたバックアップが行われるようになっています。以下の手順は、保存先を設定する方法です。

  1. 画面の右端からスワイプし、「検索」をタップ(マウス操作ならクリック)
  2. 検索ボックスに「ファイル履歴の設定」と入力し、「ファイル履歴の設定」をタップまたはクリックして、「ドライブを選ぶ」をクリック
  3. 保存したい外部ドライブやネットワークを選び、「ファイル履歴」を有効にします

詳しい解説は『ファイル履歴のドライブを設定する』をご覧ください。

【B】システムイメージのバックアップ

  1. 画面の右端からスワイプし、「検索」をタップ(マウス操作ならクリック)
  2. 検索ボックスに「ファイル履歴」と入力し、「ファイル履歴」をタップまたはクリックして、「システム イメージのバックアップ」をクリック

詳しい解説は『[バックアップと復元] の変更点』をご覧ください。

4.Mac搭載のバックアップ機能(OS X v10.5, v10.6)

ディスクユーティリティを使ったバックアップ

  1. OS X 10.5 または 10.6 のインストール DVD から開始します (ディスクを挿入してから再起動し、「C」キーを押したままにします)
  2. 「ユーティリティ」メニューから「ディスクユーティリティ」を選択し、左側のソースパネルでバックアップするディスクを選択
  3. 「ディスクを検証」をクリックして、ハードディスクに問題がないかどうか確認した後に、ツールバーで「新規イメージ」をクリックします。

詳しい解説は『ファイルのバックアップと復元方法』をご覧ください。

10.5から搭載された自動バックアップ機能「Time Machine」

Time Machineは、Mac丸ごとのバックアップが作成できます。これをもとに、いつでもバックアップ時点の環境が復元されます。

詳しい解説は『Time Machine で Mac をバックアップする方法』をご覧ください。

5.外付けメディアに付属する専用ソフトはスピードに特化

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外付けメディア(USBなどで接続するHDDなどの記録媒体)には、バックアップソフトが付属しているものもあります。PC自体が搭載している機能よりも高速化や負荷の軽減が図られているのが特徴です。ただし、システムイメージのバックアップができないものもあります。ここでは代表的なソフトをピックアップします。

メーカー 名称 ファイルバックアップ システムイメージ
バッファロー バックアップユーティリティー ×
IO DATA Sync Connect ×
Logitec フォルダミラーリングツール ×
Acronis Acronis True Image

バッファロー、IO DATA、Logitecなどのメーカーが、独自のバックアップソフトを提供しています。Acronis True Imageは有償のソフトですが、これをパッケージにしている製品もあります。バックアップの機能や性能が優れているので、これを外付けメディア選びの条件のひとつとするのも良いでしょう。

6.まとめ

PCのバックアップは、面倒だからといって後回しにされたり、忘れられがちです。しかし、不測の事態に備えるべく、定期的にバックアップを行うことは重要です。その方法はOSによって異なりますが、PC丸ごとでも任意のファイルでも、難しい手順はないといえます。

専用ソフトを用いると時間を短縮できるので、それらがセットになった外付けメディアを選ぶというのも有効です。

※記事内容の利用実施は、ご自身の責任のもとご判断いただくようお願い致します。

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